昔むかしのフランスに、ある高名なお医者さんがいました。
彼は裕福な農家の家に生まれ、医術を学び、
貴族の侍医にまで出世しました。
彼はケネー、
経済学者の草分けとして知られているそうです。
経済学で名を馳せるひとは、なんだか遅咲きなイメージが強い。
やはり経済を語るには、相応の社会経験が必要だということか。
天才・柳沢教授がロマンスグレーの紳士として描かれるのも当然だ。
ケネーいわく「社会では無知が罪になる」のだそうだ。
不勉強なもので、彼がどんな文脈のなかでこの言葉を残したのか、
私は知らない。
しかし最近、この言葉を痛感する。
私が学生時代に書いたブログ記事のなかには、
社会問題や時事問題について自分なりの解釈を述べたものが多々あった。
しかしその大部分は、私の先入観に彩られたもので、
似たような問題に取り組んできた先人の英知や、
同時代でその問題に向き合っている人たちの言葉を
少しも知らぬまま、勝手な意見を述べていた。
それを今では、ものすごく恥ずかしく思う。
世の中は平穏ではない。
つねに何か問題が起こっているし、
新聞に載るニュースを読むと、胸が痛むことも少なくない。
なにか言いたくなることもしばしばだ。
けれど「なにか」を言おうとすると、
なにかを「正しく」言おうとすると、
とたんに言葉を見失ってしまう。
恥を知らない過去の私は、それでも声を上げていた。
先入観に染められた言葉を並べることで、
「自分は無知だ」と、大声で宣言していた。
なにかモノを言うには、
背景にあるたくさんの知識をつけなければいけない。
先人がどんな言葉を使い、
どんな成功を収め、
あるいは失敗・没落していったのかを知らなければならない。
だから、私は学ぼうと思う。
世の中は平穏ではない。
いつも、誰かがこの地球上のどこかで苦しんでいる。
それは地球の裏側だけではなくて、
駅前3分のごく身近な場所にあったりする。
日本という国で、胸の痛むような問題が生じている。
同じ日本人として、それはあまりにも悲しい。
同胞を見捨てたくないと思うことは、
おかしな感情なのか。
この感情をうまく言葉にするためには知識が必要だ。
ケネーの重農主義が、フランス革命にどのような影響を与えたのか。
アダム・スミスはイギリスをどのように変えたかったのか。
マルクスの言葉が与えた影響。
ケインズの輝かしい功績。
学問は、ちからだ。
Don't be like Cain.
お互いを尊重しあう儀礼の国に、私は生まれた。
同胞を見殺しにはできない。
読者の皆様のちからもお借りしながら、
少しずつ勉強していきたい。
先入観を排し、自分の五感を駆使し、
問題を正視したい。
ブログ変更にあたり、以上を所信とする。
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今までどおりの「バイオハザード5楽しみじゃね?」
みたいな話題もはさみつつ、このブログの基本方針を
今まで私が触れてこなかった文系学問分野への学習メモ、
みたいな位置づけにしたい。
えっと……読者のみなさん、いろいろ教えてください。
今後もよろしくお願いします。
あと、やっぱりバイオハザード5たのしみ。
ネットでの協力プレイが楽しいからみんなXBOX360を買うと良いよ。



最近は以前よりも真面目にニュースを見るようになりました。
世の中の出来事って、単発のニュースじゃなくて色々と複雑に繋がってるんだなって思うようになりました。
政治や経済は難しいです。
うん、ニュースが深くわかるようになると面白いんだね。
あと最近は日経BIZプラスがとても面白くてはまってるよ=